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2017年7月23日 (日)

シス・カンパニー「子供の事情」評

<見>小学4年生、10歳の児童は大人が考えるほど子供ではなく、実は大人とあまり変わらない思考能力を持つとの発想に立ち、クラスを牛耳ろうとする4年生たちの権謀術数を描く。三谷幸喜作・演出の傑作喜劇だ。
 児童はあだ名で呼び合う。転校生ジョー(大泉洋)はあの手この手でクラスの実権をアニキ(天海祐希)から奪う。ホリさん(吉田羊)を騙し、答案用紙を改ざんさせるシーンは迫力がある。ソウリ(青木さやか)は学級委員に執着。ジョーが学級委員に祭り上げたリピート(浅野和之)はジョーの指示に背いて嘘の証言を拒否、真実を告白する。
 要するに、今の政界を皮肉っている。そこはまるで小学生程度の世界だと言わんばかりである。
 ほか小池栄子、林遣都、伊藤蘭らも出演。
19日所見。
――8月6日まで新国立劇場中劇場で上演。

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