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2020年1月11日 (土)

国立劇場初春歌舞伎評

東京・国立劇場一月恒例の菊五郎一座の歌舞伎公演だが、今年の外題はズバリ、「菊一座令和仇討」。大南北の「御国入曽我中村」を菊五郎監修、国立劇場文芸研究会補綴で復活上演した。

鎌倉の執権大江家のお家騒動におなじみの「鈴ヶ森」の幡随院長兵衛や白井権八、「鑓の権三」の笹野権三を綯い交ぜにした奇想天外な物語。両花道をしつらえて激しい立ち回りで目を楽しませる。肩の凝らない正月らしい作品である。

松緑の笹野権三、菊之助の白井権八。名高い主人公二人が両花道を使って華々しい立ち回りを繰り広げるのが見どころ。

座頭の菊五郎が幡随院長兵衛、医者の寺西閑心実は天下を狙う蒲冠者範頼で貫禄を示す。

時蔵、萬次郎、團蔵、権十郎ら一座おなじみの面々が揃い、菊五郎は大詰で、「菊一座はワンチーム」で締めくくった。めでたい初芝居。

6日、国立劇場大劇場所見。

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